5月のある日、病院に野生のハクビシンが連れてこられました。松ヶ丘市民の森近くの、道路上でふらふらと歩いて、ついには車を止めたりしていたため捕獲されたのでした。段ボール箱に追い込んで捕まえたそうです。野生のものですが、来た時にはかなり痩せており衰弱していたので、比較的簡単に注射することができました。まだかなり若いハクビシンで、おそらく餌がとれなくて衰弱したようです。ドッグフードとみかん、サツマイモを与えたらみかんを食べ始めました。果物が好物なのでバナナをあげたら喜んで食べました。
翌日には、かなり元気になりファーファーという独特な声で人を、威嚇するようになりました。餌はよく食べます。4日めに、発見者が元の森に放したら元気に帰って行ったそうです。
ハクビシンは旧日本軍が毛皮や肉をとるために日本に持ち込んだものが、野生化して増えたようです。繁殖力が強く、農作物を荒らすので害獣ということになっていますが、発見した人は見過ごせなかったようです。